イタリア製アンプ Brunetti XL R-EVO故障修理
イタリア製ギターアンプ Brunetti XL R-EVOの修理を行いました。 ヘッド下に1Uのラック取付穴もあって、ヨーロッパでは人気のアンプのようです。
演奏中に音量がガクッと下がってしまうとの事。。。
内部基板を確認すると、メイン平滑コンデンサの頭が膨らんでいるのが確認できたので、オーナーさんに説明の上、「このアンプを永く使いたい」との事でしたのでこのタイミングで全て新品に交換する事にしました。その他、バイアス回路のコンデンサ類も交換。
真空管ソケットが基板に直接はんだで固定されているタイプだったので、補強のため各基板のハンダをやり直しました。
各部クリーニング後に、バイアス調整、3時間のランニングテストをして完成です。
このアンプメチャメチャ歪みます!しかもとても音が重い!オーナーさんはブギーのレクチに近いかも?と言っていましたが、いやいやもっともっと!KRANKに近いレベルで重く歪んでくれます。マスターボリウム横のDEPTHツマミをまわすとモリモリと扱いきれない程の低域が湧き出てきます。ダウンチューニングや7弦ギターの方は一度弾いてみる価値があると思います。