Carvin VL2100 修理

Carvin VL2100 の修理を行いました。スティーブ・バイ・シグネイチャーです。

全てのチャンネルでガサガサと言ったノイズが発生するとの事。。。

中を開けて驚いたのがこちらのアンプ、純正で出力にマーキュリー・トランスが載ってますね。コダワリを感じます。

inputに信号を入れながらノイズの原因を調べます。ある抵抗が劣化していてノイズ源となっていました。

各真空管の状態もテスターでチェック。まだまだ使える状態なので球はこのままいきます。

各部のメンテナンス、最後にバイアス調整をして完成です。

このアンプはch2が歪まず使いにくいというレビューをよく目にします。
回路的に見ると、ch2のDRIVEは”10”の位置から少しづつ下げて作ると音作りしやすいと思います。

またch3のPRESENCEは通常のアンプと異なり、ハイカット回路になっているので、こちらも”10”から下げて作ると良いと思います。

ご参考までに。

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